The Helmet Of War

Vhaldemarのジャケのドワーフのヒゲってなんかキットフィストーの毛っぽいよね。あと鹿じゃなくて角の生えた馬だった。誰向けなのかさっぱりわからない日記を綴るはっとりぃです。


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昨日買ってきたValdemarのFight to the Endですが、「”情熱のメロディックスピード・メタル”それがヴァルデマールだ!」という一見熱そうだけど実はやる気のない煽りと拡大縮小を駆使したイラスト使いまわしで4ページで終わるひでえインナーにかなりションボリした上に帯裏にひっそりと印刷されていた鉛筆描き殴りの美大生の落書きみたいなひでえ凶悪なヒゲに不吉感はつのるばかり。結局ジャケ絵とこの不吉な落書きの2枚のイラストでCDの全ビジュアルがカバーされている恐怖。例によって解像度は低いぜ、任せろ!ひでえ。
しかしてちょっと半泣きになりながらCDプレーヤーに載せてみたところあれ、割と、普通。というか好きめ。DarkMoorを輩出した同門ですよと銘打ってあるだけあって時折奏でる野太くもはかなく繊細な旋律はぞくりとします。けどちょっと古臭いというかベタベタにメタルなのが気になる所。Manowarの閣下がバーバリアンくらいまで格が下がったというか。LostHorizonをもうちょっと頭悪くしてからめちゃくちゃ野暮ったくした感じというかStormWarriorの武器がアックスからウォーハンマーになったというか。一言で言うと胸焼けしそうなメタル。かなり好きだけど。ただひたすらに重い声と重いベースと重いドラムが延々続くのでちょっぴり疲れる・・・あと1歩抜けきれないわ、たまにはちょっと伸びのある部分も欲しかった。ひたすらバキバキに刻む祭。でも彼らがキレた時の楽曲はかなりやばいのでやっぱり好きだなあこれ。7曲目の曲名7に惹かれて買ったようなものですが7のキレっぷりはおかしい。序盤で肩馴らしして中盤パワーを溜めて7でブチキレて以降大暴れみたいな構成で震える。ボーカルが割と甲高いデス声みたいになりそうでならない不思議な声なのが気になるといえば気になる。途中に入る巨悪と勇者の押し問答みたいなボイスパートは明らかに勇者がレジェンダリーゴブリンだった。でもなんか悩める若造がヴァルデマール様にお伺いしている感じかもしれないのでそれならベストマッチなのかもしらん。それにしてもやはりいいタイミングで頭悪い単語を絶叫するのは心地よいですにゃ、これぞメタル・・・セカンドも探さなきゃだわー。とにもかくにも、胃にもたれそうなヘヴィ・メタルをお探しの方は、是非。
ああ・・・なんか熱があるのにこんな脳に響くベースを聞いていたら頭がダメになりそうにゃ。すしーさんのラジオききながら寝るにゃ。カラオケでいきなりエスプレイジングの入りを間違えたのがめちゃくちゃ可愛かったのであれがへきるだったら告白してたにゃ。嘘にゃ。おやすみ。