俺はニート! お前もニート! 溶け合えば 無銭のパワー!!はっとりぃです。


ニャンコ先生がおうちがなくなるので新しいおうちを探しに中央線沿線にやってきたよ。
明日は我が身ということで、僕も一緒におうちさがしを体験してみるよ。
ふぎー、よくよく見てみるとそこらじゅうに代理店が溢れている、なんだこりゃー。
どこかが一元管理してデータベース化しまえばいいのに・・・検索万歳。
でもまあ、アナログだからこそある隠された掘り出し物を探して高円寺まで歩きます。
電気が消えて窓ガラスが割れてる木造の不動産屋を探せー!
うわあ、高円寺の商店街に本当にそのまんまの廃墟みたいな不動産やがあったー。
けど、風呂付き四万は、むつかしいんじゃあ、ないかな。
多摩の方と違って中央線沿線って、どんなに離れようとしても駅ありますからね。
多摩は駅から離れるにしたがって生命の危険に晒されるので安くなりますよね。
もはや多摩か千葉か練馬かしらと打ちひしがれながら廃墟みたいな喫茶店へ。
せんせー、1000円のプリンとか食ってないで5万円の部屋で妥協してください。
あー、お風呂入る必要がなけりゃあこんなに困らないのに。
なんで生きてるんだろう、はやく生ける屍になればいいよ。
ひ、ひどい。
あとアバッキオとかいう危険な名前の隠し部屋みたいな本屋があった。
ぜったい亀の中をイメージした内装だあれ、危険だ。
マスターとコーヒーやワインを嗜みながらお薦めの本を肴に談笑バー。
待って、ニート。
話の端々から漂う中央線界隈のトップクリエイターが集う憩いの場的な空気に半泣き。
引き篭もり特有の被害妄想でこ、これください!と適当な本を適当に手にとって。
逃げるようにお店を後にしましたうわああん。
逃げた先にまたマザーグース片手に紅茶は如何?とかいうお嬢様空間があった。
畜生!なにが純情商店街だ、おれたちの純情を踏み躙りやがって、燃えてしまえ!
ふぎーふぎー息を粗くしてそういえば家を探しにきたんだと思い出した。
高円寺はもう無理だ・・・中野に帰ろう。
思いつきで入った不動産屋で思いつきで選んだ物件に思いつきで契約したよ。
引き篭もり特有の断りベタで。
あ、あれ、楽しい新居生活が始まるはずなのに、なにこの暗さ。
雨ふってきたし。
まあまあ、こういうときはおいしい物でも食べてお祝いしましょう!
そこのハンバーグ屋さんもいいけど、向こうに素敵なパスタ屋さんがあるんですよ!
閉まってた。
まあもう10時だし、家の近くにある普通のパスタ屋さんで我慢しましょう!
閉まってた。
駅前に評判のカレー屋さんがあるんですよ!
閉まってた。
遠くのほうに6年くらい前に行ったら美味しかったラーメン屋さんがありましたよ!
そうでもなかった。
ずぶ濡れになった。
心まで。
毛布に頭をぶつけてしのう。
おやすみ。

2 Replies to “”

  1. 普通、本屋で賃貸雑誌立ち読み
    からネット検索へコンボつなげて
    店舗訪問が基本じゃないのかい。
    さすがに計画性が無さ過ぎる気が…
    まあ、高円寺で風呂付4万とか厳しいよね
    あっても3月くらいの転居期を狙って仕掛けないと…
    あと、一般的に飲食店のラストオーダーは
    9時くらいだからさw
    でも、自分で部屋探す時やっちゃいけない
    行動をリアルに体験出来て
    よかったんじゃね??

  2. ほ、本屋・・・!!基本の基本が抜けていたッ!?
    そして朝入ってきた物件が口頭だけで夜には契約されている魔法も見ました。
    こわい、こわいよ家探しこわい。
    飲食店は駅前の賑わいにうつつを抜かしてちょっと遠くのお店にしようとしたらもうだめで気づいた時には戻ってももうだめでなきました。
    人の振り見てなんとやらですが僕も怖くて2度とあの不動産屋には顔出しできないトラウマを負ったので体験で済んでいない雰囲気であり仮想体験で一生トラウマとはこれ如何に。

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