ドーリィドーリィ。はっとりぃです。


今日は人形師のサミーがベルモンド一族に弟子入りするとか突然思いつきでほざいたのでせっかくだから僕も冷やかしでお人形工房を見学に行って来ました。違う、ベルモンドじゃないほう、なんか心持ちキラークイーンが使えそうなほう。
そんな中途半端な知識でお人形の聖地に等しい場所に踏み込んでいいのかしら、お前も蝋人形にされないかしらと震えながらなんかセレブ臭漂う街自由が丘に降り立ったニート2人。自由が丘なんて、何物にも縛られることのない俺達には似合いの街だなサミー、まったくだぜハリー。とかほざいていたらあまりの場違いさに少し泣いた。財布にゴールドカードしか入っていなくて小型犬をバッグに入れてないと殺されるあの街。
こんな街にあるのだからさぞかしもう終わってるくらいハイソ空間なのだろうと思って歩いていると、なんか美容院が目印と聞いていたのですがどうみても美容院というよりパンチとアイパーと七三わけしかできなそうな同名の床屋があってまさかあの上かよと逆の意味でがくがく震えていたら、隣のマンションの窓にこれ見よがしに人形の手足がぶらさがりまくっているパンクな空間があったのでちょっと安心。ていうか看板もなにもないのね、ある意味看板必要ないけど、あの窓があれば。
というわけでやってきましたピグマリオン。ふ、ふつうのマンションの一室だ・・・!!ふぎぎ、なんかこの臭いといい空気といい生徒さんの雰囲気といい、すげえ既視感が!うぎぎぎぎ、浪人時代の忌まわしい記憶がーぎゃー!!なんかものすごい冷たい雰囲気の実験室のような場所を勝手に想像していたのだけど、普通の小さい美術予備校みたいな空間ですわね、ていうか僕のいってたとこにいろんな意味で似すぎてて震える。でも女の子度が輪をかけて高い気がする・・・見学に行った日は女の子しかいなかったし。そのせいか、美大のアトリエよりはやさぐれ度は低いというか清楚な雰囲気でしたわ。じょ、じょしこう!
どうでもいいけど、創作ってなんで生徒は女の子ばっかりなのに、先生は男ばっかりなのかしら。男のほうがまじめなのかしらん。ふーしーぎー。まあ秘密の園を垣間見た感じでは、女の子は女の子同士でしかわからないウフフ言語でこっそり会話するので万人に教えるには向かないような雰囲気でしたが。ウフフ言語め・・・許せん!!
ギリギリしたり自由な作りのお人形を目の当たりにしてやっぱドルフィー買うお金あったら入学したほうがいいわーと思ったりマイスターを前に緊張しまくって半泣きだったりしつつ見学終了です。あー、作るだけならある程度は引きこもっていてもなんとかなるけど、やっぱり実際作ってる人たちを見ると色々思うところありますにゃー。あとビスクが焼けるのはずるいのでうぐぎ。一年待ちとみせかけて平日昼間のニートタイムはねじ込めるらしいのでちょっと気になるお年頃でした。いじめられそうなのでいきませんが。
その後は自由が丘に殺されそうになったりマリアクローチェ行ったり期待していった創作人形屋が割りとしなびた模型屋でアンティークというよりはやる気も生気も感じられねえといった風体でゲンナリしたりなんかいつのまにかうちにいたりした。クローチェで前やっていた幽霊展は可淡にゃんこがいたりタカト絵があったり礼拝堂を模したのはキュートでした以外かなり微妙としかいいようがありませんでしたが、今回の展示は見所満載で中々やばかったです。うー、ただ可愛いお人形さんを作るというだけなら不必要な部分、そんな狂気と偏愛が間近で堪能できる素敵な展示ですわー。やはりドルフィーはお人形、フィギュアにはなれませんわ。
うー、うー、ちょっとまじめに自分の作るべきものを見据えたりした良い日でした。だがなんで君はこれから創作に勤しみたい敬虔な私の家に、半年くらいぶっ通しで遊べそうなCD三枚組みの洋げーを置いていくのかね。畜生、キャラメイクだけで一週間くらいは遊べそうだ。しかし一瞬でポリゴン酔い。待て次回。
おやすみ。

2 Replies to “”

  1. はっとりぃさん、日付を見てください。
    もう四月です。
    断 じ て 三月十八日ではありません

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